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メゾフレ by たなたろ | #メゾンフレグランス #ニッチフレグランス #香水 #ブログ
ティモシーハン エディション パフューム(Timothy Han Edition Perfumes)と言うブランドがデビューしました。
Timothy Han Edition Perfumesはイギリスはロンドンを拠点とするニッチフレグランス(メゾンフレグランス)のブランド。
デビュー作は上の写真の『She Came To Stay』です。
これは有名な小説にインスパイアされた作品です(新興メゾンフレグランスってこういうの多いね)。
小説シモーヌ・ド・ボーヴォワール(Simone de Beauvoir)というフランスの女性の有名作家がいるのですが、
彼女の1943年の同名小説『She Came To Stay(邦題は『招かれた女』)』からヒントを得たフレグランスです。
この香水『She Came To Stay』はユニセックスです。
ウッディ調の香りで、フージェールやシトラスなどを基調とし、
ハーバルなゼラニウム、バジル、レモン、インドネシアンクローブ、ナツメグ、シダーウッド、パチュリ、ベチバー、ラブダナム、オークモスなどが香ります。
どこまで「重たいか」が、メンズ寄りなのかレディース寄りなのかの分かれ目だと思いますが、
まあユニセックスというからにはそこまで重たくないのかも知れません。
Timothy Han Edition Perfumesの『She Came To Stay』は、オードパルファム、50mlで展開。
今のところTimothy Han Edition Perfumesのウェブサイトで購入可能です。
ちなみにこの『She Came To Stay』、ロンドンの老舗セレクトショップ「ブラウンズ」での販売もされていたのですが、
なぜか2、3日で取扱い中止に。
在庫切れ?なのかな。
※当ブログは2019年に scententia.net へ移転しました。メゾンフレグランス、ニッチ香水(ニッキアフレグランス)がメイン。他にキャンドル、ディフューザーなどの香り物や精油(エッセンシャルオイル)、香料、について書いていきます。お気に入りはJo Malone(ジョーマローン)やdiptyque(ディプティック)、Lelabo(ルラボ)、Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)、Dayna Decker(デイナデッカー)、PenHaligon's(ペンハリガン)など。尊敬する調香師はJaques Cavallier(ジャック キャバリエ)。
2014年10月19日日曜日
2014年10月16日木曜日
アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)新作香水「フィアース コンフィデンス(Fierce Confidence)」と「フィアース インテンス(Fierce Intense)」
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アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)が新作香水を発売します。
非常にマス志向な2本。苦境にあえぐアバクロですが、今後の経営の方向性が表れているのかも。
新作香水は2つあって、
「フィアース コンフィデンス(Fierce Confidence)」と「フィアース インテンス(Fierce Intense)」
というお名前。
名前から分かる通り、2002年に出た「フィアースフォーメン(Fierce for Men)」の続編です。
既にアバクロ地元のアメリカ本国では発売されておりますので、ネットで買えますよ。
初代フィアースはシャネルのエゴイストのライト版に感じられ、それほど惹かれませんでした。
そして今回もスルーするかもです。
香水の対象としては非常にマス志向であり、若者向けであるからです。
(フレグランスの完成度としては非常によくまとまっていると思います)
むしろ経営悪化のニュースが連日報道されている事の方が気になりますね、アバクロについては。
何百店も店舗を閉鎖しまくっている状況からのこの新作フレグランスであれば、
活路を「より多くの若年層を取り込む」という点に見出したのでしょうかね。
元々若者向けだし、若者に人気だったブランドがそう来るなら、
やはり若者に対するビジネスを続けようと言う意思は変わらないのでしょう。
あるいは、本質的にはリニューアルなのかな。
既存の香水に飽きてきた層に対して、中身・方向性をさほど変えずに新作を消費して貰うという。
トップはシトラスアロマが強く香るエネルギッシュな香調。
パイナップルリーフ、バジル、ベルガモット、マンダリン、エレミ、梨といったシトラス周りで攻めるオープニングです。
その後カルダモン、ラベンダー、セージ、ニオイイリス、ムスク、流木の香りがほのかに香り、
最後に薄くホワイトアンバーの余韻が残ります。
これさぁ、夏の香りだよね。
上記のフィアースコンフィデンスと対照的に強く長く続く香りの様です。
まるで一時のジャンヌアルテスの(特にセクシーボーイの)様に。
元祖フィアースとさほど雰囲気は変わりません。
スイカ、潮風、セージ、ジンジャーリリー、小麦胚芽、カシミアウッド、ムスク。
強力なライバルが多数います。
その筆頭にディーゼル(Diesel)があります。
ディーゼルの方がモードやワークテイストが強く年齢層も上かと思いますが、
いかんせん香水に関してはイメージが非常に被るんですよね。
あとはここ最近のポップカルチャー志向のカルバンクライン(Calvin Klein)のフレグランスも近しいと感じます。
ライバルが新商品を他展開し、多くのフレグランス売り場を獲得する一方で、
アバクロはマスを狙いたいフレグランスであるにも関わらず、非常に目立たないなぁと感じます。
それともあくまでバックエンドは服であり、香水はエントリーモデルという位置づけなのかな。
全然調べてないのでアレですが、なんとなくもやっとする新商品です。
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アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)が新作香水を発売します。
非常にマス志向な2本。苦境にあえぐアバクロですが、今後の経営の方向性が表れているのかも。
新作香水は2つあって、
「フィアース コンフィデンス(Fierce Confidence)」と「フィアース インテンス(Fierce Intense)」
というお名前。
名前から分かる通り、2002年に出た「フィアースフォーメン(Fierce for Men)」の続編です。
既にアバクロ地元のアメリカ本国では発売されておりますので、ネットで買えますよ。
初代フィアースはシャネルのエゴイストのライト版に感じられ、それほど惹かれませんでした。
そして今回もスルーするかもです。
香水の対象としては非常にマス志向であり、若者向けであるからです。
(フレグランスの完成度としては非常によくまとまっていると思います)
むしろ経営悪化のニュースが連日報道されている事の方が気になりますね、アバクロについては。
何百店も店舗を閉鎖しまくっている状況からのこの新作フレグランスであれば、
活路を「より多くの若年層を取り込む」という点に見出したのでしょうかね。
元々若者向けだし、若者に人気だったブランドがそう来るなら、
やはり若者に対するビジネスを続けようと言う意思は変わらないのでしょう。
あるいは、本質的にはリニューアルなのかな。
既存の香水に飽きてきた層に対して、中身・方向性をさほど変えずに新作を消費して貰うという。
「フィアース コンフィデンス(Fierce Confidence)」は若い男性向けシトラスフローラル
トップはシトラスアロマが強く香るエネルギッシュな香調。
パイナップルリーフ、バジル、ベルガモット、マンダリン、エレミ、梨といったシトラス周りで攻めるオープニングです。
その後カルダモン、ラベンダー、セージ、ニオイイリス、ムスク、流木の香りがほのかに香り、
最後に薄くホワイトアンバーの余韻が残ります。
これさぁ、夏の香りだよね。
「フィアース インテンス(Fierce Intense)」は元祖フィアースと似てる
上記のフィアースコンフィデンスと対照的に強く長く続く香りの様です。
まるで一時のジャンヌアルテスの(特にセクシーボーイの)様に。
元祖フィアースとさほど雰囲気は変わりません。
スイカ、潮風、セージ、ジンジャーリリー、小麦胚芽、カシミアウッド、ムスク。
何を狙いたいのか不明瞭
アバクロのフレグランスの方向性は服と同じく若者向け、マス志向と書きましたが、強力なライバルが多数います。
その筆頭にディーゼル(Diesel)があります。
ディーゼルの方がモードやワークテイストが強く年齢層も上かと思いますが、
いかんせん香水に関してはイメージが非常に被るんですよね。
あとはここ最近のポップカルチャー志向のカルバンクライン(Calvin Klein)のフレグランスも近しいと感じます。
ライバルが新商品を他展開し、多くのフレグランス売り場を獲得する一方で、
アバクロはマスを狙いたいフレグランスであるにも関わらず、非常に目立たないなぁと感じます。
それともあくまでバックエンドは服であり、香水はエントリーモデルという位置づけなのかな。
全然調べてないのでアレですが、なんとなくもやっとする新商品です。
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